この施術様式は、何人施術しても疲れることのない「タイ式」がベースとなっています。タイ式マッサージと言えば「ストレッチ」と思われがちですが、このスタイルは違います。ストレッチが入るとすれば、特定の筋肉や腱を収縮させて、ほぐす効果を高めたり、隠れている内奥の筋肉や腱を押しやすくするためです。筋力で押さず、多くの場合、相手の体重(自重)か自分の体重(加重)を使います。もしくはテコの原理で押している部分を軸にして、反対方向に筋力を使わずに引っ張ることにより、ほぐしていきます。そのため、何人施術しても、施術者自身はほとんど疲れることがありません。また、指圧のように指先を使わずに、ひざや腕、脚、足などで面で圧がかかるようにするため、受け手に揉み返しがありません。
重度のコリ、深部のコリ、トリガーポイントをリリースするのに最適のボディーワークで、本場タイ国でも一般には知られていないスタイルです。苦労の末にこのスタイルを編み出したマスターは、技法やテクニックを頭だけで覚えることを制しており、心から相手の癒しを願い、そのために高次の先生に教えを乞うよう指導しています。
ワークショップには、痛みや張り、不具合が発生している状況に応じて、どの筋肉にアプローチしていけばそれらが取り除かれるかといった解説が含まれます。
アロハヒーリングのハワイ州マッサージライセンス保持者でこのスタイルを学んだ施術者が、ハワイオアフ島でワークショップを開催します。